CT50 刃高調整方法

刃高調整の必要性

切断刃、クランプアームの交換後は、切断刃の高さが変動し、適正な高さではなくなっています。
このため、切断できない/端面角が悪い等の不具合が発生するため、刃高調整を行う必要があります。

刃高調整のタイミング

タイミング

  • 切断刃交換後
  • クランプアーム交換後
  • クランプゴム、マクラ部、切断刃の清掃実施後、端面角が悪い場合
  • 新しい切断刃の位置でも端面角が悪い場合

注意:刃高調整を行うには専用工具(替刃交換キット)が必要になります。

切断刃の交換後
クランプアームの交換後
清掃後、又は新しい切断刃位置で端面角が悪い

必要な関連工具

調整用レンチ ケース(目盛り付) ※調整用レンチとケースは替刃セット(型番CB-08)の付属品 六角レンチ ※六角レンチはCT50の付属品

刃高調整手順

1. 検査で使用する光ファイバの選定
→ご使用の光ファイバを選択下さい。

2. 刃高調整に入る前に以下を確認してください。

確認ポイント対処
切断刃、クランプアームがガタつきなく固定されているか下記部品のネジが締まっているか確認してください。
切断刃→刃回転ホイール
クランプアーム→シャフト、クランプ押さえ
切断刃およびクランプアームのゴム部に埃やゴミの付着が無いか清掃実施してください。
クランプアームのゴムに欠け、キズが無いか欠け、キズがある場合はクランプアームを交換してください。交換方法は別動画をご参照ください。

3. 刃高調整は全部で9工程あります。

前工程

①刃高調整ダイヤル位置の確認
 →切断刃を交換した場合は、装置前面の刃高調整ダイヤル位置を“L”(1)の位置にしてください。
 →それ以外の場合は、ご使用中の刃高調整ダイヤル位置で問題ございません。

切断刃を交換した場合は、刃高調整ダイヤル位置を“L”(1)の位置へ

②アジャスタ固定ネジを緩めます。(半回転程度)
※緩めすぎるとネジが外れてしまいます。

※刃高調整時の切断レバー位置はどこでも調整可能。

③調整用レンチを使いアジャスタを、反時計回りに半周180°まわし、刃高を低い状態にします。

※調整用レンチはネジの六角穴の奥まできちんと差し込んでから回してください。

④調整用レンチを一旦取り外し、ケースを光ファイバカッタの左手前にセットします。
そして調整用レンチを斜め45°になるようにアジャスタへ差し込みます。

調整用レンチが約45°になるように差し込む

刃高調整

⑤斜め45°に調整用レンチを差した状態で刃高確認(光ファイバが3回連続切れないこと)を行います。
口出しした光ファイバを光ファイバカッタにセットして、3回連続切断して下さい。

  • 切れない状態・・・1本でも切れ残りがある
  • 切れる状態・・・・全心線切れる

もし光ファイバが3回中1回以上切れる場合は3回連続で光ファイバが切れなくなるまで、調整用レンチを1目盛りづつ反時計回りに回して刃高を下げて下さい。

※目盛りの端まで使いきった場合、再度元の調整用レンチを差した付近に差しなおして調整作業を続けて下さい。

⑥光ファイバが3回連続で切れない場合、刃高を徐々に高くして、最適な刃高を探します。
3回連続切断できるようになるまで調整用レンチを1目盛りづつ時計回りに回して刃高を上げて下さい。
3回中1回でも切れなかった場合は刃高を1目盛り上げて、再度連続3回の切断確認を行って下さい。

※目盛りの端まで使いきった場合、再度元の調整用レンチを差した付近に差しなおして調整作業を続けて下さい。

⑦3回連続で切断できるようになった後
調整用レンチをアジャスタから一旦取り外し、矢印の方向へ12目盛り分回せる位置に調整レンチをセットしてください。

⑧調整用レンチを12目盛り分時計周りに回し、刃高を上げてください。

⑦調整用レンチを12目盛り分回せる位置にセット ⑧矢印の方向へ12目盛り分回す

後工程

⑨アジャスタ固定ネジを六角レンチで締め、アジャスタが回転しないよう固定して調整終了です。

※刃高調整後、光ファイバ融着接続機を使用した端面角の確認をお勧めします。

ご不明な点はお気軽にお問い合わせください